こんな寓話がある。
あるところに、
芋虫がいて
それが繭(まゆ)になった
芋虫は繭の中でもがている。
蝶になるために・・・
けれども、
もがけば、
もがくほど、、
それは、、、
辛くて
苦しくて
とてもエネルギーがいるものだ。
そんな姿を見て、
ある男の子が親切心で
その繭を破ってあげた。
すると、
そこには
中途半端な
状態の芋虫が登場した。
その姿は
グロテスクで
芋虫でもなく蝶でもない。
異形ノモノ
こうして
芋虫は繭から出ることはできた。
がしかし、
一生飛ぶことのできない
見にくい姿で
とぼとぼと歩いて
寂しくどこかへ去ってしまったとさ。。。
この寓話から学ぶことがある。
それは
成長するためには
時に「苦しさ」が必要だということ。
もちろん、
楽しく成長することもできる。
けれども、
当然楽しいことだけではない。
諦めたくなることもあれば、
投げ出したくなることもある。
だけど、
そんな中で
自分に喝を入れて
コツコツ努力と
行動を起こしていける者こそ
勝者(蝶)となり、
羽ばたくのである。
ナンパもそれに似ているかもしれない。
筋トレにも似ている。
筋肉を強靭にするには、
「負荷」をかける必要がある。
筋肉に負荷をかけて、
筋繊維を破壊することによって
筋肉はより太く再生がされる。
その繰り返しにより、
たくましい肉体が形成される。
そう、
「痛み」はいわば
「成長」を生み出すための
「ギフト」である。
とにかく行動を起こし、
失敗や苦しみを乗り越えた先に
「変化」と「成長」があるのだ。
何でもそうなんだ。
だから、
今日、
行動して変わろう。
先延ばしにしても
何も変わらない。
◆
◆
◆
この日は、
先日スイッチバーで知り合った女の子とデートだった。
夜は20時ぐらいから会う予定で、
それまでに西心斎橋のスイッチバーで
新規女性の集客をしようと思い、バーへいった。
予約していなかったので、
チケットが少なかったのはミスだったとレジ前で後悔する。
19時ぐらいにきたので、
とりあえず3,000円払って
1時間ぐらい飲んだ。
たまたま、
隣にいた男の子と仲良くなる。
彼は関東の人で、
東京から来たという。
ここのバーは初めてのようで、
様子を伺っている感じだった。
男と会話をオープンさせるのは、
全然、苦じゃなく
誰とでも仲良くなれそうな感じがした。
ちょっとした世間話をして
和ませた後、
彼も野郎と喋っていても
面白くないだろうから
回りにいる女の子に声をかけて
誘ってみた。
「一緒に飲みませんか?」
まずは女の子二人組に声をかけるけれども
「いいです」と断られた。(笑)
めげずに、
カウンターで注文待ちの女の子を
引っ掛けることに成功。
3人で会話する。
二人とも野球が趣味のようで
その話で盛り上がっていた。
仲良くなり、
警戒心を解き、
心を開かせるには、
「共通項」を探すのが一番だ。
残念ながら、
私は野球に関しては
全然わからないので
2人をつないだ後、
そそくさと退散した。
男の子とはLINEを交換したけれど、
女の子とは特にしなかった。
早足で、
待ち合わせ場所の
ひっかけ橋へ
この場所はたくさんの人が賑わっていて、
活気があって好きだ。
ちょっとだけ、
早めに到着したので
橋の前のツタヤにて
大好物の本を数冊買い、
カバンに放り込んだ。
女の子からLINEが届いた。
名前はリサという。
「どんな服装してるの?」と送ると
リサの写メが送られてきた。
写真で見ると、
結構可愛いかも。
無事合流ができて、
予約しておいた
行きつけの居酒屋へ行く。
リサと私が知り合った
スイッチバー東心斎橋の近くにそこはある。
お店についたら
お酒を頼んで乾杯!
美味しい料理に舌鼓をうちながら
会話が弾んでいく。
リサはスイッチバーへは
よく行くようで
この前はたまたま、
女の子一人だけだったけれど
その前は、
女の子友だちと
一緒に飲んでいたようで
彼女たちと出会ったのも
スイッチバーだという。
ちなみに、
彼女たちもスイッチバーで
連れ出されてセックスしたようだ。
リサも同じく、
「部屋に来ない?」と
スイッチバーから連れ出されて
男の部屋へ
泊まりにいき
もちろん、
セックスをしよう…となるわけだけれども
男の部屋にコンドームが無くて
結局、セックスはしなかったようだ。
「あぁ、ゴム、買っとけば良かった…」
と嘆いていたらしい。。。(笑)
女の子を部屋に呼ぶなら、
ゴムぐらい常備しとこうぜ!と思った。
ビジネスもナンパも、
「準備」が9割重要なのである。
だからこそ、
コンドームは常に持ち歩こう。
私も昔、
同じような失敗をしたことがあって
悔しい思いをした。(笑)
目の前に
美味しそうなエサがあるのに
「GO」できずに
よだれを垂れ流す、
パブロフの犬のようだ。
チンコはすでにギンギンなのである。
あ、話がそれてしまったが、
※それが大阪人というものだw
リサは結構、
そういう経験があるようで
最初にバーで知り合った時も
そのような話をチラッと聞いていた。
だからこそ、
「即」または「準即」ができそうだと
確信していたし
それは難しくなさそうだった。
ボディタッチをしてみても、
全然嫌がる素振りもない。
頬を触ったり、
髪をかきなげたりしても
抵抗はなかった。
居酒屋を出た後は、
心斎橋のアーケードにある
「200yen bar moon walk」へ向かった。
ちょっと、
飲み足りないと思ったから。
このバーはナンパの師匠に教えてもらった店で
安く飲みたい時にかなり使える場所だ。
連れ出した女の子と
一杯やりたい時におすすめ。
ただ、
一つ欠点があって
かなり人気で人がいっぱいだということ。
あいにく、
この日も人が満席のようで
エレベーターを上がると
3人のメンズが並んでいた。
「いっぱいですね」と会話をオープンさせて
リサを横に、
軽く雑談をしたあと
別のバーへ移動することにした。
移動中。
私から手をつないだ。
細くて小さな
女性らしい感触の手が
最高だ。
途中、
路上でキスもした。
それは、
最初の居酒屋を出て、
ムーンウォークに向かう時から。
かなり距離が近づいている
手応えを得る。
いつも、
アプリで「即」になる時も
こういうムードになる。
要するに
「エッチOK」のサインである。
さて、
次に向かったのは、
このバーの近くにある
「バージャッカル」
ここはたまたま、
師匠と飲みに行った時に見つけた店で
結構、穴場のバーだ。
安く飲めるし、
意外と人が少ないので
スムーズに入ることができた。
とはいっても、
ここも人がいっぱいで
たまたま2席空いていた
カウンターに座った。
お酒を注文して、
2回目の乾杯!
いろいろ雑談をする。
たまたま、
隣の席にいた
2人組の女の子にも声をかけた。
リサがいなかったら、
多分、話込めていたような感じがする。
しばらくして、
リサが「母親に呼ばれている」と言う。
確か、この前スイッチバーで会った時も
同じような事を言って
先にバーを出ていっていた。
彼女は実家に住んでいて、
ちょっと親が厳しいところがあるようだ。
けれども、
バーで他の男に連れ出されて
泊まっている経験もあることから
状況によっては、
そういうこともあるのだろう。
「ホテル、行かない?」と
誘っても良かったけど、
今日はクラブに行ってみようと思ったので、
駅まで送って解散した。
改札で別れのキスをする。
次にあった時は、
セックスできそうだが
あまり執着は無いので
どちらでもいい。
最近、
スイッチバーへ行ってみて
思ったことは
回を重ねていければ
こういう出会いは全然作れそうだという事。
行動すれば、出会いは作れるんだ。
そう思いながら、
また、さっきのスイッチバーへ戻る。
2回目の来店だ。
何時か忘れたけれど
最初に来たときよりも
人が多くて賑わっていた。
せまい箱の中に、
人がギュウギュウなので
場所が取れない。。。
ただ、
女の子もいたので、
何名かに声をかけるも
オープンできずに
渋い思いをする。
さらに悔しいのが、
私がオープンできなかった
2人組みの女の子たちに
別の2人組みの
男たちが声をかけて
オープンしていた事。
こんな事いうのも何だが、
顔は全然イケメンではなく
むしろ
「ブサメン」的な感じのタイプである。
けれども、
ナンパにおいて
「顔は全然関係ない…」というものだ
という事を再認識した。
「コミュニケーション能力」がすべて。
「実力主義」
「弱肉強食」
競合がひしめく、
空間の中でポジションを取るには
もっと男を磨き、
コミュニケーション能力を磨いていくしかない。
ブサイクだろうが、
イケメンだろうが、
真面目くんだろうが、
ギャル男だろうが、
この恋愛ナンパゲームという
フィールドの中では
オスとして。
女とセックスできたものが
勝者なのである。
結局。
2回目のスイッチバーでも
大した収穫はなかった。
唯一得たものといえば、
仮想通貨をやっているという
二人組のメンズのかわたれの
LINE。(笑)
「また飲みに行こう!」と言われたから。
どうせ、
仮想通貨やネットワークビジネスの
勧誘だろう。
じゃないと、
友だちでもないメンズと
飲みに行こうだなんて言わないだろう。
少なくとも私ならそうだ。
正直。
仮想通貨やネットワークビジネス。
儲かる系の情報については
かなり詳しい知人や友人が多いので
よくわからない人からの
「うまい話」は話半分だと思って流している。
ぶっちゃけ、
それで儲けることもできるのは
わかっているし
実際に儲けている友人もいる。
私も仮想通貨に投資しているので
全部が、詐欺や嘘だとは言わないけれど
信頼できる人から
そういう情報は得たいと思った。
また、話が脱線して申し訳ない。
ブサメンが女の子と
楽しそうに話しているのを横目に
一人寂しくフィールドから退場した。
「何が違うんだろう・・・」
かなり悔しい思いをした。
唇を噛み締め
拳をにぎりしめた。
そこからは、、、
というとかなり悲惨な状況が続いた。
まず、
スイッチバーから
道頓堀のクラブへ行った。
クラナン…というのも
してみようと思ったから。
ここに来るのは2回目で、
以前は仕事の仲間に
連れてきてもらったことがあり
その時はVIP席だったので
何人かの女の子と
話すことができた。
「踊ろうよ!」と言われたけど
踊りが下手なので、
しどろもどろしてしまう。
今から3年ぐらい前の話だったかな。。。
当時はガッツリナンパなんて
していなかったので
ボロボロだった、、、
この日もそれは変わらず。
ガンガンクラブミュージックが
流れている空間で
会話をオープンさせるのだけれども
私は声が低く、
滑舌もそんなに良くないので
それが聞き取りにくいらしく、
クラブでうまくコミュニケーションができない。
改善しようと思って、
本や教材を買ってみたけど
結局、買っただけで終わって
全然、改善できていないのが悔しい。
というか、
そもそも、
人があんまりいなかったので、
本当にただ一人で飲んでいるだけだった。
たまたま、
横に4人組のフィリピ―ナ?がいたのだけど
目があって、
乾杯しただけで
終わってしまった。
あと一人、
オランダ人?の女性に
手を振られて
軽く一緒に踊った程度になってしまう。
英語が喋られないので、
会話もオープンしにくい。
ダンスも下手で経験がないので、
誘うこともできない。
結局。
3000円払って入場して…
300円払って荷物を預け
700円払ってジントニックを飲み
ガンガン流れる
クラブミュージックを聞きながら
ゆらゆら揺れる。
まるで「わかめ」や「海藻」のように
身体を
ゆらゆら"スライド"
しているだけで終わった。
「負け犬」
この3文字が
私の脳裏に浮かび上がってきて
惨めで、
情けない気持ちになった、
恥ずかしさもあった、、、
「なんじゃこいつ」
「30代にもなって」
自分の事を、
マジでキモいおっさんやなー、、、と
思ってしまった。ww
セルフイメージがだだ下がりである。
ママ、ボク、ツライヨ、、、
このままじゃあかん!!!
絶対にナンパの腕をあげようと思った。
俺は負けへんで!!
やったる!!
勝ちたいんや!!!!
(阪神タイガース的な、何、この妙なテンション)
※書いていて、ハイになったw
思わず、力強く、PCのキーボードをタイプしたww
現金を財布からクラブに
「スライド」させて
身体をゆらゆら
「スライド」させたまま
フィールドをとぼとぼ退場。。。。
戎橋を通って、
飲み屋のギャルみたいな
"ちゃんねー"たちに声をかけられ
腹が減ったので、
金龍ラーメンでラーメンをすすって
凝りもせずに、
難波のJIS(相席ラウンジ)に向かった。
この最後の勝負も惨敗!!
この前は1人で来ても、
女の子と沢山話せたのに
今日はゼロ!!
なかなか
案内される席が無いようで
一人でカウンターに座って
エナジードリンクのお酒?のようなものを
すすって帰っただけwww
ダサい。
ダサすぎる。。。
そして、
始発ぐらいの時間になったので
3,000円を払って
とぼとぼ、
フィールドを退場した。。。
「悔しいよ。。。」
そう独り言をつぶやきながら、
始発に乗って家へと帰ったとさ。
ちゃんちゃん♪(笑)
負けへんで!!!
諦めへんで!!!
…という話。
ガンガン
セックスしているやりてナンパ師だって。
最初は私みたいだったに違いない。
…というかそうであってほしい。ww
とにかく、
あきらめずに実践を続けることで
成長しようと思う。